年末の年賀状の準備の時期になりました。
年賀状は、新年を迎えた最初のあいさつ文で、日本人が最も書いているあいさつ文でもありますね。
暑中見舞いや余寒見舞いなどは出さない、または出すのをやめたという人でも、年賀状だけは出しているケースは多いでしょう。
年賀状作りは年末のおなじみの風物詩でもあり、ちょっと面倒でもあることですよね。
イラストは印刷で簡単にできるものですが、考えないといけないのは文章ですね。
文章も印刷で簡単に書けますが、みんな同じ文章では味気ないものです。
ご無沙汰している相手1人1人に、それぞれ違った文章の年賀状を届けたいものですよね。
でも、1つずつ異なる文章を考えて書くのは、手間が大変になってしまいます。
そこで、年賀状にちょっと添える添え書きがおすすめです。
手書きの年賀状でも印刷した年賀状でも、一言ちょっと添えるだけでOKなので、とても手軽にできますよ。
年賀状の一言の添え書きに悩むことがないように、寅年の年賀状そして2022年の特別な添え書きについても文例をまとめます。
一言を手書きで書き足すだけで、簡単にあなたのオリジナルの年賀状になりますよ。
2023年のウサギ年の年賀状の文例は、以下を参考にしてください。
>>【2023年】年賀状の文面の例文!カジュアルな一言添え書きまとめ
もし年内に身内の不幸があった場合は、年賀状ではなく喪中はがきをだすことになります。
年賀状と違って、喪中はがきはいつまでに出すのかタイミングや時期にとても重要なポイントがあるんです。
喪中はがきを出すときは、相手に失礼にならないように以下の記事を参考にしてください。
>>喪中はがきはいつまでに出す?タイミングより重要なポイントとは?
令和4年(2022年)の干支は寅(トラ)!添え書きとイラストであいさつしよう!
令和4年(西暦2022年)の干支はトラです。
トラは凶暴な肉食動物ですが、イラストにするとかわいらしい雰囲気にできます。
また、干支のにはそれぞれ大きな意味があるんです。
干支の「寅(トラ)」には動くという意味があり、春が訪れて草木が生える状態を表しています。
たとえば、前年の干支の丑(ウシ)の年には、「我慢の年」「粘り強さ」「種子から芽が出て発展する前触れ」などの意味があるんです。
>>令和3年(2021年)の干支は丑年!イラストと言葉で意味を表そう!
丑年の意味からの流れで、寅年は動き始める行動の年になります。
かわいいけど動きだしそうな立派なトラのイラストとともに、寅年の意味を書いた文章で年賀状を作るのもいいですね。
トラのイラストは大きく横向きに描かれることも多いので、年賀はがきを横向きにして作るケースもあります。
年賀状で横向きのイラストにする際は、左右のどっちが上になるかが決まっているので、間違えて失礼にならないように注意です。
>>年賀状の横向きは非常識じゃない?上下の正しい向きと書き方も解説
トラにかけた例文まとめ!友達には面白いダジャレもOK?
2022年の新年を祝う年賀状には、寅年の意味を込めたイラストやあいさつのほかに、添え書きをちょっと一言そえてみましょう。
動物のトラを使った、新年のあいさつにふさわしい一言の言葉をまとめます。
ダジャレを使ったカジュアルな言葉もまとめますが、ダジャレは職場の上司や先輩などの目上の人にはおすすめしません。
すごく親しい間柄の友人になら、ダジャレをちょっと使ってみるのは読み手も思わず笑顔になってOKですよ。
寅年の意味や動物の虎から連想される添え書きの例文まとめ!
せっかくの寅年の年賀状ですから、動物のトラを使った文章を書きましょう。
- 虎のように力強くなることを今年の抱負とします
- 虎のように勢いよく駆け抜ける1年にしたいです
- 春が訪れて草木が生えると言われる寅年に期待が高まります
また、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」や「虎視眈々」など、虎を使ったことわざや四字熟語を入れてもグッと引き締まりますよ。
難しい言葉を使い過ぎても逆に分かりにくくなるので、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」や「虎視眈々」など有名な言葉を使ってください。
トラのダジャレを使ったユーモアな一言まとめ!
親しい間柄の友達へは、ダジャレを使った一言の添え書きで、もっとカジュアルにすることもできちゃいます。
トラを使った例文としては、以下のようなものがあります。
- 今年もいろんなことに”トラ”イしていきたいです
- 小さなことに”とら”われずに日々精進します
- 今年こそ県をまたいで旅行に行きタイガー
あまり凝った内容にせず、ベタな文例がわかりやすくて使えますね。
「”トラ”ブル」などの言葉も使えますが、あえてダジャレを使うのにマイナスなイメージの言葉は避けたほうがいいでしょう。
2022年は「五黄の寅」で36年ぶりの特別な寅年!一言触れてみよう
2022年の寅年は、実は特別な年でもあります。
36年に一度の「五黄の寅(ごおうのとら)」と呼ばれる寅年なんです。
古代中国から伝わる九星が「五黄土星(ごおうどせい)」の年と、「十二支の寅年」が一緒にめぐってくるレアな年になります。
五黄の寅は、1914年(大正3年)、1950年(昭和25年)、1986年(昭和61年)から、平成時代を飛ばして令和4年の2022年です。
実は、五黄の寅の年に生まれた人は、最強の運勢と言われています。
平成の時代には一度もなかった五黄の寅の年なので、以下のように年賀状に一言書いてもいいでしょう。
- 今年は36年に一度の五黄の寅で 良い1年になることに大きな期待を寄せています
新年のおめでたいあいさつの年賀状ですから、珍しいことやおめでたいことを書くことは、相手への印象にも残りやすくておすすめですよ。
コロナ禍での年賀状の書き方と例文まとめ!健康を気づかう言葉がよい!
2020年からのコロナ禍がまだまだ収束していない状況です。
コロナで人となかなか会えずに、疎遠になってご無沙汰の人が増えてしまったケースも多いはずです。
だからこそ、あいさつ文の手紙を出すことが、以前より大切になってきています。
ただ、年賀状にコロナのことを書いてもいいか悩んでしまう人もいるでしょう。
コロナだからと言って、特に悩む必要や考えすぎる必要はありません。
相手方が、コロナでとてもつらい思いや悲しいことがあったのでなければ、特に書いて失礼になることはないでしょう。
「コロナ」という言葉を使うこと自体は問題ありませんが、「コロナ禍」と「禍」をつけないように注意しましょう。
「禍」は「災い」を意味する言葉なので、新年を祝う年賀状に使うのは好ましくありません。
もし、コロナに関する言葉を一言添えるとするなら、以下のような文例があります。
- まだコロナが終息していませんが 今年も健康に過ごせるよう願っています
- 昨年はコロナでお会いできず 今年はぜひご一緒したいですね
- コロナが収束した際は またぜひみんなで集まりましょう
もし、相手やその家族がコロナで何らかの悪い影響を受けている場合は、相手への思いやりの言葉を添えるべきですね。
冬の寒い季節でもあるので、相手の健康を気づかった言葉を一言添えるのもいいでしょう。
相手を気づかう言葉は、年賀状のあとに送る寒中見舞いでも同じことです。
寒中見舞いについての書き方や例文は「寒中見舞いのコロナ禍での文例!喪中の書き方もまとめ!」を参考にしてください。
年賀状に一言添えるだけで全然違う!2022年の最初のあいさつ文
2022年の寅年の年賀状の書き方についてまとめました。
- 寅年には「動き始める」「春が訪れて草木が生える」などの意味がある
- 年賀状には寅年の意味や動物の虎から連想される一言を添えると良い
- 親しい友人にはカジュアルにダジャレの一言もOK
- 2022年は36年に一度の「五黄の寅」の年になる
- コロナ禍については特に気にし過ぎる必要はない
1年で最初のあいさつになる年賀状で、日本人が最も多く出す挨拶状です。
失礼なことを書くのは避けたいですが、あまりに無機質すぎるのも相手の印象に残らなくてあいさつの意味をなさないかもしれません。
イラストや定型文の印刷したものにあなたの一言を添え書きするだけで、オリジナリティが生まれて印象的な挨拶文に変わります。
ぜひ、年賀状には手書きで一言の添え書きを書いてみましょう。
添え書きを活かすための素晴らしい年賀状デザインを印刷するには、以下の記事を参考にしてみてください。
>>挨拶状は注文で印刷や書き方の手間を減らせる!テンプレートも豊富!