英検3級の本番まで残り時間がほとんどないのに、ほぼノー勉の状態!
一夜漬けや短時間でも効果のある裏技や勉強法を知りたい!
英検のテスト前に緊張したり焦りを感じたりするのは、ごくごく当然のことです。
合格する自信がなかったり、ほとんど勉強時間が取れなかったいわゆる「ノー勉」で本番を迎えようとしているのならなおさらです。
特に、試験日まで2週間や1週間を切ってしまったときに、焦りを感じやすいですね。
2週間や1週間前の時点で試験対策をほとんどしていない状況の場合、英検3級と言えどもかなり危機的状況であるのは間違いないです。
ただし、だからと言って以下のように考えてはいけません。
- なんで今まで何もやってこなかったんだろう、自分が嫌になる
- ノー勉の今から悪あがきしたってどうせ無駄だ
- 今回はあきらめて、次回にがんばろう
- 本番でカンが当たりまくって合格できるかもしれない
- 不合格だからって、死ぬわけでも人生終わるわけでもないさ
最後の「死ぬわけでも人生終わるわけでもない」というのは一理ありますが、これは本当に不合格となったときに考えましょう。
まだテスト前の時点で、あきらめの理由にしてはいけません。
あなたにどれくらいの時間が残されているかはわかりませんが、2週間でも1週間でもできることはちゃんとあります。
最悪、前日夜からの一夜漬けでもやれることはいくつも残っています。
この記事を読めば、以下のことがわかります。
- 英検3級を合格するための目安がわかる
- 短期間でも合格を目指せる勉強法や裏ワザがわかる
- 試験前にすべきことがわかる
英検3級の合格の可能性を1%でも上げるために、1次試験の筆記テスト本番直前にすべきことをまとめます。
あせる気持ちを落ち着かせるだけでも違うので、まずは読んでみてください。
英検3級の合格率は約50%!7割弱の正解でギリギリ合格ライン
英検3級のレベルは、5級と4級で習得してきた基礎力の集大成の級であり、中学卒業程度とされています。
つまり、中学校を卒業した人なら合格することは難しくないということです。
中学校に在学中でも合格する人はたくさんいますし、もっと言えば小学生でも合格することは十分に可能です。
英検3級の合格率は現在は公表されていませんが、公表されていた2015年までのデータではだいたい毎年51%~55%で推移していました。
そのため、英検3級の合格率は現在も50%強のおよそ半分と考えられます。
英検3級の1次試験をギリギリ合格するために必要な点数は7割弱となります。
英検CSEスコアで、英検3級は66.8%のスコアが合格ラインに定められているからです。
>>【英検3級】何問正解で合格点?ギリギリ合格ラインは何割か解説!
英検3級の勉強法の裏ワザとは?一夜漬けでもすべき3つのこと
では、7割弱の正解で合格を目指すために、短期間でどんな勉強法をすればいいのでしょうか?
残り1週間、最悪で一夜漬けとなってしまった場合に少しでもやっておくべきことは以下になります。
- 過去問を解く
- 英語を聞いて耳を鳴らしておく
- よく出る英単語をおさえておく
1つ1つ詳しく解説します。
①過去問を解く
まずは、過去問を解くことが大事です。
一夜漬けでなくても過去問はやっておくべきですが、本番直前には過去問を解いておくのが効果的です。
出題形式やどんな問題が出るかをしっかりつかんでおくことで、試験本番でもあわてずに対処しやすくなりますよ。
②リスニング対策に英語を聞いて耳を鳴らしておく
英検の試験では大きく分けて、リーディング、ライティング、リスニングから出題されます。
以前は、たとえばリスニングを完全に捨ててその分リーディングでカバーするなどのやり方も通用しました。
しかし、今はどれもまんべんなく正解しないと合格することが難しくなっているんです。
リスニング対策のために、過去問のリスニング問題を解くなどして英語を聞くことに慣れておくと効果的です。
過去問のリスニング問題だけにとらわれず、英語で話す動画を見たり、オンライン英会話で講師の話す英語を聞き取るなどもおすすめですよ。
>>【オンライン英会話を徹底比較】超初心者にもおすすめの5選はここ!
③よく出る英単語をおさえておく
本番前には、英検の試験に頻出の英単語をおさえて覚えておきましょう。
リーディングにしてもリスニングにしても、英単語が1つわかるだけで何についての内容なのかを理解できる要素が全く違ってきます。
試験に登場する頻度が高い英単語を覚えておくことは、それだけで大きな対策となりますよ。
前日はあまり無理しすぎずに睡眠はとっておく
これらの3つのことは、一夜漬けでも十分に効果が出せる勉強法ではありますが、本番前日に一睡もせずに徹夜することはおすすめしません。
きちんと睡眠はとって試験にのぞみましょう。
いくら効果的な対策や勉強法をしても、テスト当日に寝不足で実力が発揮できないのは本末転倒です。
せっかく暗記した英単語が出てこなかったり、最悪の場合では試験中にウトウトしてしまうリスクもあります。
特に、一夜漬けだと1分でも多く時間をつかってなんとかしたい気持ちはわかりますが、できればちゃんと寝ておくようにしましょう。
英検3級はノー勉でも裏ワザや一夜漬け勉強法で合格の可能性アリ
英検3級のテスト直前の裏ワザや一夜漬けの勉強法について解説しました。
裏ワザとか一夜漬けとか聞くと、ただの悪あがきで無駄なことだとイメージする人も多いでしょう。
しかし、少しでも合格率を上げるためにできることはあるんです。
- ギリギリ合格には7割弱の正解を目指す
- 実際の過去問を解く
- 英語を聞いて耳を鳴らしておく
- よく出る英単語をおさえておく
- 前日に一睡もしないことは避ける
余裕をもって準備や対策をするのが理想なのは間違いありませんが、どうしても時間が取れなかったりして難しい場合もあるでしょう。
ノー勉だとしても、直前の短期間や一夜漬けで少しでも点数アップに効率の良い対策をすることは何も悪いことではありません。
むしろ、ノー勉だからとあきらめて何もしない人と比較したら10歩も20歩も先に行けます。
ポイントを絞った対策で合格の可能性を上げて、心に余裕をもって試験当日を迎えるようにしてくださいね。
1次試験に通ったあとは2次試験の面接ですが、2次試験は合格率が高めなのでポイントさえおさえておけば1次試験より合格しやすいですよ。
ただ、面接でなぜか落ちてしまう人にはよくやりがちな原因があるので、面接前にしっかりチェックしておいてください。
>>【英検3級】二次試験の面接で落ちる人の原因!やってはいけないこと3選