2025年12月17日に、TBSのテレビ番組「水曜日のダウンタウン」で人気企画「名探偵津田」の第4弾のストーリー前編が放送されました。
今回も、ダイアンの津田篤宏さんが突然にミステリーの世界(いわゆる1の世界)に引きずり込まれて事件解決を目指します。
これまでの3話とはまた違ったSF要素まで取り入れた壮大なスケールを舞台にしたストーリーになっています。
しかし、今回の第4弾はSF要素が多く含まれているためか、またミステリーを解くヒントがまだ少ないためか、事件の犯人を絞り込むのがなかなか難しい印象です。
そんな中で、名探偵津田第4弾「電気じかけの罠と100年の祈り」について、新たに誕生した謎と事件の犯人などの考察を自分なりに考えて書いてみます。
ちなみに、本編放送前に伏線について考察した記事もあります。
>>名探偵津田第4弾で注目すべき伏線は?本編放送前の事前考察と感想まとめ
電気イスゲームに居合わせた人たちはストーリー進行役だった
水曜日のダウンタウン「名探偵津田」の番組AP高木役の方何か見たことあるなと思いながら観ていたら #道との遭遇 で鹿取さん放送回(富山の隧道)のお供の方だった!仲俣由菜さんそう言えば女優もしてるってその時言っていましたね。 https://t.co/6AYAeD8ZPr pic.twitter.com/Pv18tko4Pj
— 優しい光に包まれて (@yasa_hika_22) December 18, 2025
まず、前編で放送された事件やストーリーのあらましを簡単に振り返っていきます。
当記事の考察をすぐに見たい場合は、以下をタップまたはクリックしてください。
今回の第4弾の始まるきっかけは、水曜日のダウンタウンの人気企画の1つである「ビリビリ電気イスゲーム」での対決中に、電気をくらってそのまま劇団ひとりさんが亡くなったことでした。
劇団ひとりが亡くなったことを受けて、収録現場にはプロデューサー・倉田則行さんとAPの高木尚美さんの2人が入ってきます。
倉田さんは、前回の第3弾にも登場してましたね。
この顔を見たら、名探偵津田も一発で理解。
ちなみに、APの高木尚美さんは今回の第4弾が初登場です。
第1弾で、女優の井川瑠音さんが演じていた佐々木美優(本名:伊藤美優)の立ち位置ですね。
>>井川瑠音さん死去!水ダウで名探偵津田を支えたかわいい若手女優
ただ、前回同様(笑)、公にはしたくないという隠蔽体質のプロデューサーの意見によって、小藪さんによって「この事件を解決してくれ!」と依頼された名探偵津田。
解説の小藪さんと岡野さんの2人は、進行させるためのキャスティングだったんですね。
(犯人候補から即はずれた)
さらに、(名探偵津田いわく「クソ大根」の)ガチマネージャーの浅野莉穂さんも出てきます。
浅野さんは、「明日はバラせるように先方に連絡しておく」と噛みながら言ってくれました(笑)
そして、探偵ノートを小藪さんから受け取った名探偵津田は、情報漏洩を防ぐために番組APの高木さん同行のもと捜査を開始します。
劇団ひとりの実家がある群馬県館林市が謎解きの舞台
水ダウの名探偵津田の舞台になった館林市の和風建築って洋館付きの旧秋元別邸ですね#近代建築 pic.twitter.com/tZTqw5AJ14
— bob0507 (@bob05072) December 18, 2025
まずは、被害者の荷物を探ってみると、本名「江田島省吾」の名前が書かれたゴールドの運転免許証(現実の本当の本名は「川島省吾」)、現金1万1000円、そしてスマホや手紙など。
スマホのロックを顔認証で解除すると、父親と跡取り問題でもめていたLINEを発見。
なんと、100年続く家系であることも、母親からの手紙で判明。
そのため、手紙の差出人の住所である群馬県館林市の劇団ひとりの実家へと2人は向かい、その日の夕方4時に到着します。
この群馬県館林市にある劇団ひとりの実家が、今回の謎解きの舞台です。
立派なお屋敷で、玄関にお地蔵様もいて、100年続く家系っぽい雰囲気ですね。
あらかじめ高木さんが事情を伝えていて、家に上がって通されたリビングで待っていたのは以下の5人でした。
- 幸子(省吾の母)
- 玖馬(省吾の弟)
- 玲子(省吾の妹)
- 権蔵(使用人)
- たくや(省吾の父親・皇次の主治医)
もう1人、省吾の父親の皇次がいるとのことで、妹の玲子が呼びに行くが、書斎から返事がなくドアが施錠されていて開かない。
弟の玖馬と名探偵津田の2人でドアをぶち破ると、中では父親の皇次が喉を切られて死んでいる。
医者であるたくやの検死により、死亡推定時刻は1時間前の午後3時ごろとのこと。
書斎のドアは外から開ける鍵はないため密室状態、さらに遺書らしきものが発見されます。
遺書には、後継ぎの意思がない息子に毒を盛ったことを家族に謝る内容が書いてありました。
(劇団ひとりの死因は、電気ではなく遅効性の毒物による中毒死だった)
自殺かと思われたが、名探偵津田がここで重要なことに気づきます。
遺書の字はボールペンで書かれてるのに、遺体が左手に持っているのは包丁と万年筆。
つまり、遺書の文字を書いたのは別人であり、密室殺人であるとわかったのです。
さすが名探偵!
ちなみに、家にいた5人のアリバイは、母と子供2人はそれぞれ自室に、使用人は台所で夕食準備、医師は庭でゴルフの素振りをしていたとのこと。
(ちなみに、防犯カメラを確認すると医師が庭で素振りをしているところが映っており、外部からの不審者の侵入は確認されず)
そして、ここからストーリーは急展開を迎えます。
「この展開になることを事前に予想できてた視聴者っているの?!」ってくらい意外過ぎるビックリな急展開です。
金庫の開け方を知りにタイムマシンで100年前の大正時代へ
殺害された皇次は、自分に何かあったら金庫を開けるように家族に言っていたそうですが、残された人たちは誰も開け方を知らず。(開け方を遺書に残しておくべきだったのでは?)
つまり、金庫を開けていたであろう100年前の時代に行かないと金庫の開け方を知るすべがないことが判明。
そこで、名探偵が思い出したのが9月にロケをした大阪万博。
万博の大阪ヘルスケアパビリオンで、タイムマシンの研究者である茶山英明さんと出会っていて、タイムマシンがもう少しで完成間近との話を聞いていたのです。
(予告動画の「そっから仕込んでるん?」の言葉は、このことだったんですね)
3人で、ただただ楽しい万博ロケでした☺️☺️☺️🌈笑#名探偵津田#水曜日のダウンタウン pic.twitter.com/za122oWwvD
— 渋谷凪咲 (@_Nagisa_Shibuya) December 18, 2025
このために、渋谷凪咲さんとライスの関町知弘さんの2人をニセロケに連れて行ったとはTBSあっぱれ!
さっそく、茶山さんの名刺の連絡先に電話してタイムマシンについて聞いてみると、なんと昨日完成したとのこと。(なんとタイミングのいい話w)
そこで、急いで設定をして明日の朝に持ってくるというので、本日は泊り確定w
名探偵はぶつくさ言いながらも、江田島家にAPとともに泊めてもらいます。
で、部屋に大きなクモが出たり、セクシーな若い女幽霊が出たり、いろいろなバタバタがありながらも翌朝に茶山さんがタイムマシンを届けてくれました。
見た目は、どう見てもバックトゥザフューチャーのデロリアンに名探偵津田はAP高木さんと乗って100年前の江田島家にタイムスリップします。
茶山さん、タイムマシンの出発時の漏電は危険かと思いますが・・・w
100年前の世界にはあの理沙そっくりの理花がいた!
必死で口説きまくる名探偵津田 #水曜日のダウンタウン pic.twitter.com/0tJQmBntuO
— ゆくブラっ!📺 (@YukuBuraaaa_TV) December 17, 2025
茶山さんの作ったタイムマシンで見事に100年前の江田島家の屋敷に行くと、当時の主人の妻にあたる梅が出てきて、少し話したのちに家にあげてもらえます。
そして、通されたリビングにいたのは当時の主人の平八(江田島平八ってw)、息子の魁、そして娘の理花とその許嫁の太蔵でした。
この理花が、第2弾に登場して亡くなられた鈴木理沙、そして第3弾に登場した佐々木理奈(理沙の双子の妹)にそっくりなかわいい女性です。
演じるのはこれまでと同じく女優の森山未唯さんで、まさか100年前の世界で登場するとは全くの予想外でしたw
金庫の開け方を聞くと「なぜ他人のあんたに!」と怒られますが(そりゃそうだw)、理花はなぜなのか優しく理由を聞いてくれる。
そこで100年後の世界から来たことなどを正直に話すと、なぜか純粋に信じてくれる理花が捜査の手伝いを買ってくれて、名探偵津田は大喜び!
そして、都合よくその場を離れて来月の結婚式のことについて話をしにいく許嫁と家族たち。
理花のこのミステリー好きなところとか、佐々木理奈ちゃんのご先祖でしょうw
そして、手伝ってくれる理花が父である平八の書斎(100年後の現代で皇次が殺されていた書斎)に案内してもらって、大事なものを入れている箱を開けてみます。
すると、家宝のかんざしとともに金庫の開け方を書いた紙を発見!
- 右に4周回してホ
- 左に3周回してチ
- 右に2周回してル
- 左に1周回してト
このような手順が書いてありました。
さっそく探偵ノートにメモして、これで目的達成?!(はやすぎ)
そして、庭で使用人の玉助が撮影する理花の家族みんなでの記念撮影になぜか一緒に写らせてもらって、現代へと帰還です。
当然、理花とお別れになるのをごねまくる名探偵をAP高木さんがなんとか強引にせかし、理花のお見送りのもと現代へと戻ります。
戻ってみて、さあ金庫を開けるのかと思いきや、なんと金庫はすでに開けられていました。
しかも、名探偵津田でおなじみの助手みなみかわが別のニセロケで開かずの金庫を求めて江田島家を訪れており、プロの鍵開け職人の玉置さんによって金庫が開けられていたのです。
100年前に行ったのはムダに終わりつつ、まぁいつもの助手みなみかわをゲットしたのでよしということでしょうか?
金庫の中身を見ると、中に家系図がありました。
それは、江田島佐助という人物とその妻さとから始まって皇次までの家系がまとめられており、左下に「一九四五年十月吉日 皇次誕生を記念して」と書かれています。
とりあえず、津田が気になる理花の名前を見つけようとすると、別の部屋から女性の悲鳴が!
急いでかけつけると、アトリエの部屋で省吾の弟である次男・玖馬が背中を刃物で刺されて亡くなっていました。
これで、江田島家で3人の犠牲者が出たことになります。
手がかりはないかと部屋を捜索してみると、絵の具が1つなくなっていることに気づきます。(緑の絵の具でした)
これくらいしか気になる点はなく、またリビングに戻って津田・みなみかわ・高木の3人で状況整理をします。
すると、どうしても気になる点がこっちにはありました。
さっき見つけた家系図で、理花の名前がないんです。
そこで、ほかの家族の名前を調べようにも名探偵が理花以外の名前に全く興味がなくて覚えてなかったためにもう一度100年前に行くハメにw
今度は、APの高木さんに見送られる形で津田とみなみかわのコンビで100年前へ。
やっぱり漏電をくらいながら100年前に向かいます。
(高木さんも、最初のタイムスリップで本当に漏電の電気をくらってたの?!)
2度目の100年前の屋敷の中に入ると、今度は梅さんでなく理花ちゃんが迎えてくれます。
みなみかわが自己紹介を済ませ、さっそく屋敷にあがって家系図を理花に見せます。
すると、衝撃の事実が判明!
理花の名前がないことはもちろん、兄の魁の名前もないし、そもそも母親の梅の配偶者が平八ではなく玉助になっているんです。
玉助は、使用人です。(さきほど全員での記念写真を撮った人)
さらに衝撃の事実があって、理花の姓は「山田」であり江田島ではないのだという。
(ということは、江田島平八じゃなくて山田平八だったのか)
つまり、100年前は山田家だったのがなぜかどこかで江田島家に変わってしまっていることになります。
この事実には、さすがの名探偵津田と助手のみなみかわもビックリ。
「この先うちの家族に何が起こるのでしょうか?」と理花が不安がって前編は終了しました・・・
名探偵津田第4弾の前編で誕生した新たな謎とは?

今回は、想定外のタイムマシンというSF要素が入ってきたストーリーで、見て楽しむ内容になってますね。
前回は、怪盗が登場する点でファンタジー要素がありましたが、今回はタイムマシンで100年の時空を行き来するという要素です。
これは、電気イスゲームの放送回だけを見ただけでは詳しい考察は不可能でした。
「替え歌大会のところに伏線があるのでは?」なんて、とんだ見当違いでしたね(お恥ずかしい)。
そこで、今回の前編を視聴して、新たに感じた新たな謎と考察をまとめます。
まず、新しく生まれた謎は以下です。
- 山田家から江田島家に変わった謎
- 梅の結婚相手の謎
- 家系図の西暦の漢数字が書き換えられている?
1つ1つまとめます。
①山田家から江田島家に変わった謎
まずは、何と言っても山田家から江田島家に変わった謎です。
山田家が江田島家に乗っ取られるような形になるわけでしょうか。
これが事件の動機に深くつながっているとは思いますが。
②梅の結婚相手の謎
家系図には理花の名前はなく、母親である梅の名前はありましたが、配偶者つまり夫の名前は平八ではなく玉助になっていました。
玉助は使用人であり、梅は使用人の玉助と結婚していたことになります。
当然、梅と玉助の下に書かれている梅の子供の名前には理花だけでなく、兄である魁の名前もありません。
梅と玉助の子供は、琢也・瑛二・琳太郎の3人となっていました。
この3人の子供のうち、琢也が和子という女性と結婚してその間の子供が「皇次」と家系図では記されています。
③家系図の西暦の漢数字が書き換えられている?
ここが最大の謎ですが、家系図の左下に書かれている「一九四五年十月吉日 皇次誕生を記念して」ですが、よく見ると「四」の漢数字が「八」に国が前を書き足しているような不自然さがあります。
もし、八に書き足して四に見せかけているのであれば、実際の西暦は一九四五年ではなく一九八五年となり、皇次は2025年現在40歳ということになってしまいます。
劇団ひとりこと江田島省吾は、免許証の生年月日が昭和52年2月2日とあったので、西暦1977年生まれです。
1977年生まれの省吾の父親・皇次の生まれが1985年?!
それはあきらかにおかしいですよね。
とすると、皇次は別人ということなのでしょうか。
ネットの考察では、「五」の漢字も「ニ」に書き足しているのではという意見もありました。
一九八二年なら、医師役であるたくやの2の世界での生まれ年になるからだそうです。
ただ、五の漢数字はすべての線が同じ太さと色合いに見えるので、五の漢字は書き足されたものではないでしょう。(四の漢字は、くにがまえの部分があきらかに太くてにじんだ線になっている)
そのため、もともとの西暦は一九八五年でしょう。
犯人として怪しい人物は誰?ほかに重要なカギを握るのは?

新たに謎が生まれましたが、何はあっても必ず犯人がどこかにいなければなりません。
ということは、登場してきた人の中の誰かが犯人なわけです。
ここで、視聴者の声も含めて、怪しいと思われる人物をいくつか列挙します。
①ビリジアンというコンビを組んでいた小藪千豊?
ネットの考察では、小藪が怪しいという声がありました。
玖馬が殺害されたアトリエから絵の具が1本なくなっていた。
その絵の具がビリジアンで、小藪は昔「ビリジアン」というコンビを組んでいたそうです。
しかも、相方が「山田」だったんだとか。
しかし、この可能性はないと個人的には思っています。
まず、なくなっていた絵の具はビリジアンではありません。
ビリジアンは、なくなっている絵の具の隣にちゃんとありました。
しかも、コンビ名のビリジアンを絡ませるのなら、2の世界にまで食い込んでしまうことになります。
1の世界で展開されないといけない名探偵津田のストーリーですから、小藪の昔のコンビ名や相方の名前を使うことはないはずです。
ですから、上記の理由で小藪千豊が犯人である可能性はないと言えるでしょう。
②江田島家に行くときにすれ違った老婆が怪しい?
最初に館林を訪れ、江田島家に行くときに白い帽子のようなものをかぶった腰の曲がった老婆とすれ違っています。
この老婆がなにか怪しいという意見も見受けられました。
でも、もしそうであれば顔姿がわかりやすい撮り方をすると思います。
実際は、上からの俯瞰で撮影していたので、こんなわかりにくい映し方はしないでしょう。
この老婆も無関係で、単なる通行人に過ぎないと思います。
③第2の密室殺人で怪しいのは玲子と玖馬の2人?
タイムマシンのからむ部分はいったん置いておいて、江田島家の書斎で起きた第2の密室殺人に関しては密室のトリックを解かないといけません。
単純に、部屋を密室に見せかけるトリックであれば、ドアをぶち破るときにドアノブを握っていた玖馬が犯人になります。(名探偵コナンでも同じトリックの話がある)
ただ、その前に玲子もドアノブを握ってるので、この2人の共犯ということになってしまいます。
2人が共犯で、玲子がその後に玖馬を刺殺したのでしょうか?
④女幽霊はカギを握っているのか?
ほかに気になるのは、1泊目に江田島家で名探偵津田の寝ていた部屋による11時30分頃にあらわれた女幽霊です。(矢埜愛茉さんというセクシー女優さんが演じています)
『名探偵津田』第4弾
幽霊役で出演させていただきました!!👻来週も楽しみだ…!!#名探偵津田 #水曜日のダウンダウン https://t.co/aMFFJv5zdX pic.twitter.com/xBy3RkMV4E
— 矢埜 愛茉(やのえま) (@yano_ema) December 17, 2025
わざわざセクシー女優さんをキャスティングして、VTR中もあれだけの尺をつかったんですから、何らかのカギを握っているとみていいと思います。
「旦那様、なにゆえ私を残し先立たれてしまったのですか」と言っていたので、この旦那様が平八のことだとしたら、100年前になにかがあって平八が亡くなり、その後に梅と玉助が結婚したんでしょうかね。
この幽霊、2泊目の夜にもまた出てくるとにらんでいます。
わざわざ、みなみかわとのユニクロのCMスケジュール日をずらしたりして3日間を確保しているということは、2泊必要な何かがあるということ。
それで、2泊目にも女幽霊が登場して、何かヒントを与えてくれるのではないかと思っています。(名探偵津田は、また幽霊の部屋を選ぶでしょうし)
仮に、津田が犬の出る部屋を選んで寝たとしても、夜中にAP高木が助けを求めて津田を無理やり部屋へ連れていって幽霊に会わせる手はずだったのかもしれません。
⑤ザ・たっちのキャスティングや皇次の父親の琢也の名前が怪しい?
やはり違和感を覚えるのは、いろいろな俳優さんをキャスティングしている中での、ザ・たっちをキャスティングしているのはどうしても何かあると思ってしまいます。
なにかあるとすれば、当然たくやとかずやの双子です。
実際、名探偵津田も双子を利用してアリバイを作りながら犯行をしていたのを真っ先に考えましたよね。
しかし、双子のトリックはありえないでしょう。
双子を利用するのであれば、たっちの2の世界を使ってしまうことになり、ある意味ルール違反です。
それに、名探偵津田がすぐ思いついて口にするようなものを正解にはしません。
よって、双子を直接的に利用したアリバイトリックなどはあり得ないです。
でも、気になる点がもう1つ。
皇次の父親は「琢也」という名前で、これは「たくや」と読むとすれば医師のたくやと同じ名前になります。
これは、ただの偶然なのか・・・
気になるポイントなのですが、その先までまだ考えが及んでいません。
確定要素はある?間違いないと思われる個人的見解の部分

自分を含め、考察に大苦戦している視聴者たちですが、個人的に確定している、もしくは可能性が高いのではと思う要素をまとめます。
- 犯人は、幸子、玲子、玖馬、権蔵、たくやの誰か
- 家系図の一八四五年は、一九八五年と書かれていたのを改ざんした
- 100年前の世界でも殺人事件が起こる
- 現代に戻ってタイムマシンが一時使用不可になり2泊目の夜に幽霊登場
どういうことなのか、1つ1つ解説します。
①犯人は、幸子、玲子、玖馬、権蔵、たくやの誰か
これに関しては、江田島家で防犯カメラを確認した際に、この日に屋敷に出入りしたのはこの5人だけだったとナレーションではっきり言っていたので、犯人は5人のうち誰かでしょう。
玖馬はすでに亡くなっていますが、誰かと共犯だったとしたら玖馬も犯人の可能性はあります。
間違っても、小藪千豊やスタジオゲストやMCの浜ちゃん、また替え歌大会の関係者は無関係ということでいいでしょう。
また、APの高木さんや科学者の茶山さんも犯人ではないと思います。
②家系図の一八四五年は、一九八五年と書かれていたのを改ざんした
前述したので詳しくはまた書きませんが、金庫にしまってあった江田島家の家系図に書かれていた一九四五年の文字は一九八五年の「八」に書き足して「四」に改ざんしたのは間違いないでしょう。
あきらかに四のくにがまえ部分の線がほかの線とは異なっています。
逆に、五の漢字はすべて同じ線なので、五の漢数字は二を改ざんしたのではないと見ています。
③100年前の世界でも殺人事件が起こる
前編では、再び100年前に戻って家系図を理花に見せたところで終わっています。
後編の解決編では、冒頭に悲鳴が起きるなりして行ってみると、平八か魁のどちらか(または両方)が殺害されているのが発見されるのかもしれないと考えています。
そうでないと、理花が名探偵津田の助手としてまたここから一緒に動いてくれる理由が考えにくいからです。
100年前の時代でも大きな事件が起き、理花と一緒に行動して解決を目指すのではないかと考えます。
④現代に戻るとタイムマシンが一時使用不可になり2泊目の夜に幽霊登場
みなみかわの明日に控えるユニクロのCMがバラシになった以上、もう1泊するのは確定です。
ただし、2泊目の夜は100年前の時代ではなく、現代で過ごさないといけません。
(過去の時代で一晩過ごすのは、タイムスリップしている関係でおかしいですもんね)
そのため、また現代に戻るのでしょうけど、すぐにまた100年後の世界には行かずに現代の時代で2泊目を過ごすように持っていく必要があります。
そこで、考えたのは以下の流れです。
- 前述したように100年前の時代でも事件が起こり、その解決ヒントとなるためのものを今度は現代に取りに行く必要が出てくる。
- しかし、現代に戻ると、タイムマシンにトラブルか不具合が起きてしまい、茶山さんが対処してくれるが明日の朝までは使えなくなる。
- そのため、仕方なく現代の江田島家で2泊目の夜を過ごし、また女幽霊が登場して100年前のことについて何かヒントを言ってくれる。
こんな展開になるんじゃないでしょうか?
気になる点はいくつもあるが材料や決め手が少なすぎる印象

名探偵津田の第4弾について、ストーリー内容と考察を書きました。
今回、タイムマシンが登場して100年前と現代を行き来する壮大なミステリーになっていました。
しかし、肝心の事件については密室殺人などの要素はあるものの、トリックや犯人の決め手や材料が少なすぎる気がします。
家系図の「四」の文字など気づく点はあっても、その先がどうしてもうまく考えがまとまっていきません。
おそらく、後編の完結編も90分SPの長めの時間の放送ですし、初めての新しい情報や要素がバンバン出てくる可能性もあります。
それで、結局はタイムマシンなどの時空を超えた要素を盛り込んだミステリーや、名探偵津田のリアクションなどを楽しむコンセプトなんじゃないでしょうか?
前回の第3弾も、結局はミスリードや無関係な要素を多く入れつつ、怪盗が出てくるファンタジー要素や、名探偵が犯人を見つけるまでの過程を楽しむのが主なコンセプトでしたし。
今回の第4弾も、前半までの情報だけで犯人や密室トリックなどをしっかり当てるのは無理な内容になってるのではと推測します。
だとすると、材料や決め手が少なすぎる印象なのも納得です。
(次回予告動画を見ると、なぜか卓球の試合とかしてましたし)
ただ、考察するのは楽しいですし、考察が全くのムダとは思いません。
すくない情報や手がかりから自分なりに考察してみたので、後半の完結編をぜひ楽しみにしたいですね。
犯人は誰なのか、山田家に何が起こっていたのか、自分の考察がどこまで当たっているのか・・・
