英検3級の合格点って何点くらい?
何問の正解でギリギリ合格を狙えるの?
英検3級の合格を目指すのに、合格点のボーダーラインはとても気になりますよね。
5級と4級と違って、3級からは読み書きのほかリスニング問題が1次試験で加わり、さらに2次試験のスピーキング(面接)もあります。
英検3級は、問題の何割を正解したら合格になるのか?
ギリギリ合格できるラインの割合は、どれくらいなのか?
英検3級の合格点について、詳しくまとめます。
英検3級のレベルは学年で言うと何年生?学校の勉強だけで大丈夫?
英検3級って、どれくらいのレベルなのでしょうか?
公益財団法人日本英語検定協会の公式サイトによると、英検3級の推奨目安は「中学卒業程度」と書かれています。
中学校を卒業する程度のレベルということは、学年で言うと中学校3年生ですね。
中学3年生のレベルなので、中学校までの学校の勉強だけで合格することも十分に可能です。
小学生でも、合格することはそれほど珍しくはありません。
ちなみに、全体合格率についてですが、実は2016年からは全体合格率の公表をやめてしまっています。
公表をやめた直近の2010年から2015年までの英検3級の全体合格率は50~55%なので、現在も半分ちょっとと考えていいでしょう。
英検3級で合格点の正答率の割合は?ギリギリのラインは何点?
英検3級を合格するには、何割くらい正解する必要があるのでしょうか?
結論を言うと、最低でも7割弱を取る必要があると考えればいいでしょう。
英検CSEスコアで、英検3級は66.8%のスコアが合格ラインに定められているからです。
>>【英検3級】何問正解で合格点?ギリギリ合格ラインは何割か解説!
いきなり「英検CSEスコア」という聞き慣れない言葉が出てきました。
英検CSEスコアについて、ここから詳しく解説します。
英検のCSEスコアとは?
CSEスコアは2015年から導入されました。
簡単に言うと、すべての技能のスコアポイントをそろえることで、正解の割合をわかりやすくしています。
英検3級では、1次試験はリーディング・リスニング・ライティングの3技能が問われます。
問題数はバラバラですが、3技能それぞれCSEスコアを550ずつにしてあり合計1650が満点です。
公益財団法人日本英語検定協会の公式サイトによると、英検3級は1650が満点のCSEスコアで1103以上が合格ラインと決められています。
1650のうち1103は66.8%なので、目安として3分の2くらいですね。
ただし、1問ごとの細かい配点は公表されないので、過去問で練習しても自己採点で正確なスコアを出すことはできません。
CSEスコアの導入で、どの技能もある程度できないと合格しなくなった
英検にCSEスコアが導入されたことで、どの技能にも均等にスコアが配分されるようになりました。
そのため、現在の英検はどれもまんべんなく正解できないと合格できなくなっています。
昔は、全体の7割で合格できるなんて言われていて、全体の配点が低いライティングを捨ててリーディングでカバーすることもできました。
しかし、今の時代はどの技能も均等の配点となっているので、ある程度はバランスよく正解しないと合格できなくなっているんです。
そのため、どの技能もまんべんなく6割から7割を正解するのが合格点の目安と言えます。
試験当日まであまり時間がないというケースでも、まずは7割弱を目指して英語学習をしましょう。
>>【英検3級】合格の裏ワザがある?一夜漬けの勉強法ですべきことは?
英検3級のギリギリの合格点には2次試験(面接)では何割が必要か?
英検3級の2次試験では、スピーキング(面接)が行われます。
スピーキングの技能も、CSEスコアで満点が550点に設定されています。
公益財団法人日本英語検定協会の公式サイトでは、英検3級の2次試験では353のスコアが合格基準スコアとされています。
つまり、550のうち353なので64%の割合ですね。
6割ちょっとということになります。
64%と言っても合格率が6割というわけではなく、英検3級の2次試験そのものの合格率はかなり高めなのであまり心配はいりません。
ですが、面接本番で落ちる原因となる行動をしないようにすることがとても重要です。
>>【英検3級】二次試験の面接で落ちる人の原因!やってはいけないこと3選
英検3級の合格点には1次試験と2次試験ともに7割の正答率を目指そう!
英検3級の合格点のラインについて解説しました。
- 英検3級は中学校卒業程度のレベル
- 合格ラインはCSEスコアの1650満点で1103以上と固定されている
- 合格ラインが7割弱の割合なので、正答率7割を目指すのが目安
- どの技能でもまんべんなく正解することが重要
過去問で勉強したり腕試しをしたりするときは、ライティングでもリーディングでもそれぞれ7割以上を取れるように対策しましょう。
CSEスコアの形式によって細かい配点はわからないですが、全体の7割を正解できるようにしておけばまずは安心でしょう。
2次試験のスピーキング(面接)でも同じです。
試験官から聞かれたことの7割に、きちんと答えられるようにしておいてくださいね。
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