海の日の由来に意外な意味が!2020年と2021年は7月の何日?

海祝日・行事

7月の祝日と言えば、海の日ですね。

1996年(平成8年)から施行された、比較的に新しい日本の祝日になります。

 

「梅雨明けしたばかりの暑い時期に連休を作ってくれるありがた~い祝日」というイメージを持つ人も多いんじゃないでしょうか?

(海の日以降まで梅雨が続く年もありますが)

 

でも、海の日の祝日ができた由来や意味を知っている人って意外と少ないんですよね。

なんとなく、7月下旬で海のシーズンだから「海の日」という名前の祝日を作ったんじゃないかと考えていませんか?

 

実は、海の日の祝日の由来は明治時代の大きな出来事が関係しているんです

しかも、明治天皇が関係しているというからまたビックリ!

 

明治時代に天皇陛下が関係する大きな出来事が由来でできた祝日が「海の日」です。

海の日の詳しい由来や意味について、また2020年と2021年の日程についても詳しくまとめますよ。

 

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海の日が制定された由来は明治時代の天皇陛下の船旅

海の日の歴史は、なんと150年近くも昔の1876年(明治9年)までさかのぼります。

 

明治9年に、当時の天皇陛下である明治天皇が日本各地を灯台視察船「明治丸」で、北海道・東北地方に巡幸されました。

(「巡幸」とは、天皇陛下が複数の地へ外出すること)

 

その航海の旅を終えたあと、7月20日に横浜港に入港して横浜御用邸伊勢山離宮へ帰着されました。

 

この出来事から、昭和16年に当時の逓信大臣(今の総務大臣)の村田省蔵の提唱で7月20日を「海の記念日」と呼ぶようになります。

その後、1996年から「海の記念日」が「海の日」と名前を変えて祝日となったんです。

 

つまり、海の日は明治天皇が北海道・東北から船で無事に帰って来られた日を記念したものだったんですね

 

明治時代のことですから、船旅は今の時代ほど簡単ではなかったでしょう。

天皇陛下が乗っていた船「明治丸」は、現在は国の重要文化財に指定され、東京海洋大学の越中島キャンパスに保存されていています。

 

海の日の祝日があるのは世界の国の中でも日本だけ?!

まわりを全て海で囲まれている国は日本以外にもありますが、「海の日」という祝日があるのは世界でも日本だけです。

日本は、それだけ海と生活とのつながりを強く考えているんですね

 

国民の祝日に関する法律「祝日法」の第2条によると、海の日の趣旨について以下のように書かれています。

「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」

 

海でのレジャーや漁業が盛んな日本において、海に対する感謝の気持ちはとても深いものであることがわかりますね。

 

2003年に7月20日の固定からハッピーマンデーに変更された

1996年の施行から海の日は7月20日で固定でしたが、2003年に祝日法の改正でハッピーマンデー制度が誕生したことで、7月の第3月曜日に変更されました。

 

ハッピーマンデーの適用される祝日となったことで、日付が毎年変わる祝日の1つとなったんです。

 

明治天皇が船での巡幸から無事に帰還された記念の日ということを知ってしまうと、海の日の日付が毎年変わるハッピーマンデーには少しさびしさを感じてしまいます。

 

それでも、海の日ができるまでの歴史は変わりません。

海の恩恵への感謝の気持ちも、日本のますますの繁栄を願う趣旨も変わらないですよね。

 

海の日は2020年と2021年はいつになる?カレンダーをチェック

毎年の日付が変わるハッピーマンデー制度の海の日ですが、2020年と2021年は東京オリンピック開催の関係でさらに日付の変更があってわかりにくくなっています。

 

東京オリンピックの開会式の前日に海の日を移動させることで、連休を作ると同時に東京オリンピックの開会式に目を向けてもらいやすくする狙いです。

 

しかし、新型コロナウイルスの影響で2020年のオリンピックが1年延期となってしまいました。

 

オリンピック延期によって、2020年だけでなく2021年も海の日の日付が例年と変わることになります

2020年と2021年それぞれの海の日がいつなのかまとめるので、しっかりチェックしておきましょう!

 

2020年の海の日は、スポーツの日の前日の7月23日に移動された

当初は、東京五輪の開会式が2020年7月24日に開催予定でした。

 

そのため、開会式当日にスポーツの日(以前の体育の日)を移動させて祝日として、その前日の2020年7月23日を海の日として連休にする予定でした

海の日が木曜日、スポーツの日が金曜日で、その後に土日で4連休になりますね。

 

さらに、閉会式の翌日の8月10日に山の日を移動させます。

 

目的として、東京オリンピックの開会式や閉会式など大会の円滑な準備や運営のための目的です。

また、連休中ならテレビでも関心を持って見る人が増える期待も狙ってのことでしょう。

 

しかし、コロナ禍で2020年のオリンピック開催はなしになってしまいました。

 

それでも、祝日法の特別措置法を改正して変更させたものであり、再び戻すために改正法の法案を通すのは手間がかかります。

そのため、オリンピックが延期になっても2020年の海の日は変更のまま変わらず7月23日になります

 

2021年の海の日も、東京オリンピック開会式の前日に変更される

2021年に東京オリンピックが延期になったのに、海の日やスポーツの日の移動をこの年にやらないのは意味がありませんよね。

 

もちろん、2021年の海の日も東京オリンピック開会式の日すなわちスポーツの日の前日になります。

2021年のオリンピック開会式の開催予定日が7月23日なので、7月23日がスポーツの日で、海の日はその前日の7月22日になります

 

さらに、山の日も本来の8月11日から移動して、オリンピック閉会式の日の8月8日になります。

8月8日は日曜日なので、閉会式の翌日の8月9日は振り替え休日です。

(8月9日は長崎への原爆投下の日なので、祝日にするのを避けた)

 

まとめると、2020年の海の日は7月23日で、2021年の海の日は7月22日です

今年の海の日と来年の海の日では1日ずれるので、間違えないようにしましょう。

 

2020年も2021年も、どちらも海の日は4連休の初日なのでウキウキの人が多い日になりそうですね。

 

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海の日はとても深い意味と歴史がある祝日だった!

海の日のできた由来、そして2020年と2021年の海の日はいつになるのかについてまとめました。

 

実は、海の日は明治時代に起こった歴史上の出来事が由来で、海の恩恵に感謝して日本の繁栄を願う意味がある祝日だったんです

「海の日」という名前から、あまり重みのあるイメージを持っていなかった人もいるでしょうけど、きちんとした歴史と意味のある日だと覚えておいてください。

 

そして、海の日にはちょっとでもいいので海に感謝の気持ちを持って、海とともに繁栄していくことを願ってみましょう。

海の日に対するイメージ、そして海そのものに対するイメージもちょっと変わるかもしれませんよ。

 

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