高校野球の甲子園大会中止!2020年ドラフト候補の高校生の評価は?

阪神甲子園球場スポーツ

2020年5月20日に、夏の甲子園大会の中止が発表されました。

全国高校野球選手権大会を主催する朝日新聞社と日本高校野球連盟が、今年の第102回全国選手権大会と、代表49校を決める地方大会の両方の中止を発表しました。

 

甲子園の中止の発表に、とても残念な気持ちです。

 

春の選抜大会も中止になっている今年は、史上初の春夏の両方の大会が中止の年となってしまいました

新型コロナウイルスの脅威をまざまざと感じさせられます。

 

インターハイが中止になったことで、夏の甲子園の開催も危ぶまれて来ましたが、悪い予感が現実になってしまったことは本当に残念な気持ちでいっぱいです。

 

私は野球経験者ではないですが、高校野球は毎年必ず見ているので、春夏ともに開催されないのはすごく寂しい気持ちになります。

 

春の選抜大会に続いて夏の甲子園大会まで中止になってしまうと、さらに気になってくるのは秋に開催予定のプロ野球ドラフト会議ですね

ドラフト候補となるかもしれない高校球児たちが甲子園のアピールの舞台を失ってしまった今、ドラフト会議はどうなってしまうのか?

 

詳しい発表はまだありませんが、今の時点で考えられることをまとめます。

 

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ドラフト会議とは球団が選手への交渉権を得るシステム

プロ野球ドラフト会議とは、プロ野球の球団が新人選手獲得のために行われる会議です。

ドラフト会議の正式名称は「新人選手選択会議」と言い、日本野球機構が毎年秋に開催しています

 

昨年の2019年は、10月17日に開催されました。

 

高校野球や大学野球や社会人野球で活躍する選手を、日本のセ・パ両リーグが指名して交渉権を得るシステムです。

交渉権を得ることができたら、その選手に入団してもらうように交渉します。

 

選手側は入団を拒否することもできますが、他の球団に入団する権利をもらえないので、交渉を断ったら翌年までプロ野球の球団に入団できる権利は一切なくなります。

 

過去の歴代ドラフト会議からプロ野球の名選手が数多く誕生している

プロ野球のドラフト会議は1965年に第1回が開催され、50年以上も続いている伝統があります。

過去には、そうそうたるプロ野球の名選手たちがドラフト会議から各球団に入団しています。

 

イチロー選手も、1991年のドラフト会議でドラフト4位(4巡目)の指名でオリックスが交渉権を獲得しての入団です。

 

昨年の2019年には、大船渡高校の佐々木郎希投手がドラフト会議での4球団が1位指名する競合の末にロッテに入団しましたね。

歴代のドラフト会議でも、有名な選手はほぼドラフト会議を経ての入団と言っていいでしょう

 

 

このように、ドラフト会議は選手にとっても球団にとっても、その後の大きな運命を決める大切な一大イベントなんです。

特に、選手にとってはプロ野球選手になれるかどうかの人生を懸けた舞台と言っても過言ではありません。

 

高校野球の甲子園大会の中止はドラフト会議に大きく影響する

高校野球の甲子園大会が中止となったことは、秋のドラフト会議に大きな影響を与えることになります。

 

各球団のスカウトの人が、甲子園大会の試合で有力選手を見つけるチャンスがなくなったことで、新人選手の発掘がとても難しいものになってしまったからです。

特に、予選の地方大会まで全て中止になったことは、高校球児たちのアピールの場が全て失われてしまったことになります

 

高校球児への評価で最も大きい影響を与える部分は?

「高校野球の試合を見なくても、各選手の体格や実力のデータがあればスカウトの材料には困らないのでは?」とあなたは思ったかもしれません。

 

しかし、甲子園の本大会や地方大会での舞台の姿を見ることは、スカウトにとって大きな意味があるんです。

 

甲子園という大きな舞台だからこそわかる、1人1人の選手の大きな要素があります。

それは、「調整力」です。

 

試合の日程に合わせて体のコンディションを調整して、試合で実力をきちんと発揮できるようにできるか?

これは、野球に限らずプロのアスリートにはとても大切な部分なんです。

 

実力が高い選手でも、試合に向けての調整力がなければ、実力を発揮できずに結果を残すことができません。

 

この調整力をはじめ、試合で実力をきちんと発揮できるかどうかのポテンシャルを、甲子園の舞台でスカウトの人たちはチェックしています。

 

今後プロの世界でやっていく中で調整力があるかどうか評価する場がなくなったことは、ドラフト会議やスカウトに与える部分はかなり大きいはずです。

 

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2020年プロ野球ドラフト会議での高校選手の評価はどうする?

調整力を評価する大切な場である甲子園大会が春夏ともに中止となってしまった2020年です。

2020年のドラフト会議で、高校からの新人選手の獲得に向けての評価はどうするのでしょうか?

 

考えられる方法を2つまとめます。

 

無観客の地方大会などの代替案で評価をする?

高校野球の全国大会である甲子園大会は中止となりましたが、コロナ感染が収束した後に地方大会などの代替案で試合をする可能性はあります。

 

萩生田文部科学大臣も、代替案の試合の開催に向けて協力する姿勢を表明しています。

 

無観客でもいいので代替案で何らかの試合が開催されれば、そこで選手たちの調整力や細かい動きを評価することができます

また、高校球児たちも実力や成果をアピールできる格好の場となりますね。

 

ドラフト会議に限らず、スポーツ推薦で大学に入学する予定の高校球児も全国に数多くいるため、選手たちが何らかの成果をアピールする場は必要です。

野球に打ち込んできた高校生たちにとって、人生を左右すると言っていいアピールの場をぜひ設けてほしいですね。

 

ドラフト候補の高校生の評価を、元からあるデータだけで判断をする?

日本全国での新型コロナウイルスの終息に時間がかかったり、第2波が来たりなどで、代替案の試合を実施することさえ難しい状況になってしまう可能性もゼロではありません。

 

その場合は、残念ながら元からあるデータだけで判断して獲得選手を決めていくしかないでしょう。

 

調整力や大きな試合での姿を見ることはできないままスカウトすることになりますが、今回だけは特例としてやっていくしかありませんね

入団後の選手をしっかり育成する覚悟で球団が動いていくでしょう。

 

2020年ドラフト会議も中止されてしまう可能性はあるのか?

甲子園大会が春夏ともに中止となり、高校生の新人選手の獲得においての評価が難しくなった2020年ドラフト会議です。

もしかしたら、今年の2020年はドラフト会議まで中止になることはあるのでしょうか?

 

結論から言うと、ドラフト会議まで中止になることはないでしょう

 

プロ野球の業界全てに大きな影響のあるドラフト会議まで中止になることは、なかなか考えにくいです。

それに、ドラフト会議ならリモートを使って3密を避けて開催することもできます。

 

選手の評価できる要素は減ってしまっても、ドラフト会議そのものまではなくならないでしょう。

 

ドラフト会議での新人選手の指名枠が例年より少なくなる?

コロナ禍の中でドラフト会議が開催されたとしても、各球団が指名して獲得する新人選手の数が少なくなってしまう可能性は十分に考えられます。

 

理由としては、以下の3つがあります。

 

・甲子園大会で活躍していたかもしれない選手に注目がいっていない

・評価がしっかりできていない不安があるため、新人選手の獲得に消極的になる

・プロ野球が開催されていないために戦力外通告で選手数の調整ができない

 

 

この3つの理由について、1つ1つ詳しく解説します。

 

①甲子園大会で活躍していたかもしれない選手に注目がいっていない

甲子園大会、特に夏の大会が開催されていたら、大会中に大活躍をして注目された選手が現れていたかもしれません。

 

最近の例ですと、2018年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズに入団した吉田輝星(よしだこうせい)選手が有名ですね。

当時3年生の春の選抜大会が終わった時期までは大きく注目されてはいなかったですが、夏の甲子園大会の活躍で一躍有名になりました。

 

秋田県立金足農業高等学校3年生のときに出場した夏の甲子園大会では、準決勝まで10試合連続完投勝利という大活躍を見せてくれたんです。

惜しくも決勝では桐蔭学園に負けてしまって準優勝に終わりましたが、決勝までの試合の活躍で大注目となりました。

 

そして、秋のドラフト会議では見事にファイターズに指名されて入団となったんです。

春までの評価では、プロ入りはかなわなかったかもしれません。

 

甲子園で活躍のアピールの場が全くなくなってしまった2020年は、2018年の吉田選手の例のように隠れた名選手を見つけ出すことができません

注目選手が少ない中でのドラフトでは、指名が少なくなることが懸念されます。

 

②評価に不安があるため、新人選手の獲得に消極的になる

さきほど、甲子園大会が中止になったことで選手の調整力の評価ができない点について解説しました。

評価ができていないということは、選手を獲得するのにどうしても消極的になってしまいます

 

本来なら獲得するように動いていたかもしれないのに、選手をしっかり評価できていないので獲得して育成するのに不安があって指名に消極的になってしまう可能性があります。

 

③プロ野球が開催されていないため戦力外通告で選手数の調整ができない

この理由は甲子園大会の中止とは直接関係はありませんが、プロ野球が開幕していない点もドラフト会議での指名が少なくなる不安材料として心配されているポイントです。

 

コロナ禍の中、まだプロ野球は開幕が見送られており、新型コロナウイルスが終息した場合でも早くて6月19日の開幕です。

 

例年よりシーズンが短くなることは確実です。

緊急事態宣言解除の状況によっては、開幕の時期がもっと延期される恐れもあります。

 

シーズンが短くなるということは、プロの選手の評価も難しくなってきます

そのため、戦力外通告を出すことも難しくなるんです

 

プロ選手の戦力外通告を出せなければ、新人選手の入団する空きがなくなってしまいます。

各球団の登録選手の数には上限が決められているので、戦力外の選手を出せなければドラフトで新人選手を入れられなくなってしまうんです

 

毎年、戦力外通告による厳しさがテレビなどで報道されますが、ドラフト会議で新しい戦力を入れる陰での戦力外通告なんですね。

 

高校生たちの人生がかかったドラフト会議の今後の発表に注目

高校野球の甲子園大会中止と、秋のドラフト会議についてまとめました。

 

ドラフト候補や、大学へのスポーツ推薦による進学など、野球にずっと打ち込んできた高校生たちにとって大きな意味を持つ甲子園大会です。

その活躍の場が春夏の両方とも奪われてしまいました。

 

開催予定だった甲子園大会が春と夏が両方とも中止となったのは、第1回大会から見て史上初のことです

史上初のことが起こってしまったため、ドラフト会議についても今までにない初めてのことになってきます

 

高校球児の人生がかかっていると言ってもいいドラフト会議は、果たしてどうなってくるのか?

今後の詳細発表に注目していきたいと思います。

 

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